オンリーワンを目指して

2012-08-03_175826
久々の投稿TAJI-LOG
先日、最近ボルダリングジム異常に増えましたね・・みたいな話していたら、お客様から「ここは競合なんていないでしょ、だってオンリーワンだと私は思うから!」と言われました。その言葉本当に嬉しかった!今までやって来た事が間違いでは無かったと思いました。

そうですね流行りを追わず独自のやり方で11年Speedyはやって来ました。
一人一人に教えてるのもそうかな、昔は自分で考えろ、みたいな風潮があったので
ついて教えるジムは無かったですから。
でもその間本当にこのやり方で良いのか?
不安になり自問自答する事もありましたが、これまで自分のやり方を信じやって来ました
それは誰の真似もしないオンリーワンのボルダリングジムを目指したかったから。

ジムに関すれば
その証は本物の岩の感覚で登れるオリジナルの白鯨ボルダー(世界的に見ても初に近い試みだと思います)や、
ごまかしの効かないフリクションの無いスローパホールドや極薄のカチやワンフィンガー。
そして、それらを駆使して作り上げたオリジナル課題。

ツルツルの使いこまれたホールドはフリクションが無く保持力とバランスが要求されます。
なので今の時代と逆行してますが、新しいホールドやブランドのホールドだけが良いホールドだとは思いません。

今流行りのワールドカップで使用されるよなハリボテホールドも一切無く
プロのセッターも使わずに、ホールド替えから課題のセットまで11年間殆ど
全ての課題を単独で作り上げて来ました。

その間作り上げた課題は易しいのから超難しいのも含め5千課題くらいにはなりますか。
高難易度の課題を作るには自分も鍛え続けていないと出来ませんし
良い課題とは何か?強く成るためには何が必要か?皆が楽しめる課題とは何か?
その答えを模索しつつ、自問自答を繰り返して作り上げてきましたし
それが正しい方向なのか外岩で自分の実力を試しても来ました。

その11年の繰り返しがオリジナリティを生み出しているのでしょう。
なので魂入ってますよ!(笑)
これから年齢的に厳しくなっては来るけど
流行りには決して流されないオンリーワンのSpeedyの課題を体の続く限りこれからも作り続けて
行きたいと思いますし、それを次の世代に継承して行きたいとも思います。

ここに通うボルダラーが強くなっていくのが嬉しく思います!

来年はスタッフも増え新生Speedyに成りますので、まだまだ全開で行きますよ!
皆さんどうぞ宜しくお願い致します!